行事年表
三大法会
正月法会
令和五年の以下正月行事の開催は中止となりました開催時期:毎年大晦日から1月3日まで
大晦日
大晦日は、当山貫主の法話・法楽の後、除夜の鐘を打ち、新しい年の無事と平和を祈願いたします。またその後一般参詣の方々には、新しい年のご健康、ご多幸、家内安全のために鐘撞きを一人1回打って頂くために、開放いたします。
正月
正月1日、2日、3日の3日間は年始法会が厳修され、特に2日、3日は当寺の開創以来伝わる「千本餅つき」の行事が行われます。
- 千本餅つきの行事
- 千本餅つきの行事1月2日と3日の午前10時~午後3時
- 景品付き利生の銭入り餅まき
- 午後2時第二駐車場於
千本餅つき
令和五年の開催は中止となりました貝塚市指定無形文化財

正月1~3日の三日間は、毎年「正月法会」が執り行われ、「千本餅つき」は、その2日、3日に行われます。
この行事は、当山に古来より伝わる唯一の行事で、ご本尊の出現を祝い、行基菩薩が、先導された十六童子と共に木の棒で歌に合わせて餅をつき、ご本尊にお供えしたのが厄除け餅の始まりで、以来今日まで伝えられています。
千本餅つきが大阪府郷土芸能として出演する
- 昭和四十五年
- 日本万国博覧会出演
- 昭和五十年
- 沖縄海洋博覧会出演
- 平成二年
- 国際花と緑の博覧会出演
千本餅つきのはじまり
その起源は、伝承によると行基菩薩(水間寺を開基)が、この地を捜し求めて歩かれたとき、十六人の童子が出現し、鳥羽村(現在の貝塚市鳥羽)まで迎えに出て、水間の地に案内した。 そのとき現れた白髪の仙人が一体の仏様(本尊聖観世音像)を行基菩薩に手渡された。十六人の童子は、観音出現を祝い、木を切り棒を作り、喜びの余り手に手に千本の木をもって、座の歌に合わせて餅をつき、本尊を供養したのが水間寺千本搗き行事、厄除け餅の始まりで、以来現在まで伝えられているものである。 現在この千本搗きの餅をつくのは、正月2,3日で、座の若中(座入り者で父親の健在な長男、但し長男の子が座入りするとその子に譲る)の仕事となっている。歌は掛け声で始まり十四番までの長いもので、概ね江戸時代の作と考えられ、現在歌われている歌詞は、近年募集して作られたものもあり、併せて歌われている。

節分法会
「節分法会」は水間寺の三大行事のひとつとして毎年盛大に執り行います。
- 開催時期
- 毎年2月2日から4日まで
- 場所
- 山の第二駐車場特設舞台
節分には、当山貫主の法話があり、その後厄除け・招福開運を祈願して、恒例の「景品付き利生銭入り餅・福豆まき」があります。
※餅まきの前には、毎年演芸も行っています。
旧初午法会
この「旧初午法会」も水間寺三大行事のひとつとして毎年盛大に執り行います。
- 開催時期
- 旧暦初午の日(毎年変わります)
※水間寺では伝統的に旧暦をもとに初午の行事を行っています。
旧暦の2月の最初の午の日から現在の暦に該当する日となります。
旧初午の日の前後を入れて3日間を「旧初午法会」として祈祷厳修されます。
特に厄年の方にはご利益があり、毎年多くの厄年の方々のご祈祷が行われます。また旧初午の日には、ご祈祷を受けられた方に「利生銭いり餅」が授与されます。